皆さま、こんにちは。国際イメージコンサルタント・パーソナルスタイリストの三好凛佳です。
本格的な暑さはこれからですが、電車の中ではクールビズスタイルの男性が増えましたね。
でも、よ〜く見てみると、スーツにネクタイを外しただけのスタイルか、スーツ用のパンツに
白のボタンダウンシャツをお召しになっているという方がほとんどです。
皆さん、ボタンダウンシャツを着たり、ボタンや前立てに装飾のあるものを選んだりなど、
シャツには凝ってたりするようなのですが、なぜかボトムはスーツのまま…。
これ、残念ながらいろんな意味でおススメできないスタイルです。
理由の一つとしては、スーツのパンツだけを着用していると、パンツだけどんどん痛んできます。テカったり。
次に着た時に、ジャケットと同じ素材ながらも風合いが違ってくることも。
もう一つの理由は、スーツのパンツはジャケットを着た状態で完成されたシルエットで出来ています。
なので、ジャケットを着ずにシャツだけで合わせると、バランスが合わないことがあります。
お手持ちのスーツのシルエットにもよりますが、シャツスタイルだとパンツの幅がちょっと太い
感じになって、スラッと見えないことが多いように思います。
ですので、上着を着ないシャツスタイルを行うなら、パンツは別に揃えましょう。
クールビズのスタイルは、スーツを流用せずにワンランクカジュアルな別の服装と
考えることが一番大切なんですね。
また、思っている以上にパンツ姿は後ろ姿やウェスト周りが目立ちます。
スーツの時は上着を着ているので、大きめでもベルトで絞って履いたりできますが、上着が無くなると
自分は見えないけど他人にはよ〜く見られているので、きちんとジャストサイズで選ぶことが重要ですよ。
何色のパンツがいい?どのようにシャツとコーディネートすればよい?は業種や職種で異なります。
もちろん、ベルトもそれと共に目立ちますよ。
長すぎたり短すぎたりせず、5つの穴の真ん中で留められ、ベルトの穴が広がったり劣化したり
していないものを使ってくださいね。
☆パーソナルスタイリングのご相談は、ファッションコーチングでどうぞ。