皆さま、こんばんは。国際イメージコンサルタント・パーソナルスタイリストの三好凛佳です。

最終価格のセールと春物アイテムが混在する売場になってまいりました。

お客様の下見をしつつ、そんなお店で、春物につながる底値のアイテムを探すのが楽しい最近です(笑)

 

さて、先日お客様からこんなご質問を頂きました。

「フルレングスのパンツに、ジャケットを着たときのバランスが、全体的に四角い感じになって、

すっきりせず、何となくバランスが悪いように感じます。フルレングスのパンツが似合わないのでしょうか?」

※個人的なご質問は、ファッションコーチング+ショッピングアテンダントなどをご利用頂いた

お客様に限らせて頂いております。

 

他にも同じような疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思い、ブログへの掲載許可を頂いたので

ここで取り上げてみたいと思います。

 

お客様から画像も頂いたのですが、添付してあったものに近いシルエットがこんな感じ。

 

0201pants

着た感じはこのようなイメージです。

0201pants2

センタープレスの入ったブーツカットのパンツです。

以前は定番として、よくはかれていましたよね。

 

次にお客様がバランスがよい感じがすると送ってこられたのが、こんな感じです。

0201pants3

 

クロップドパンツのジャケットスタイル。

こちらの方がバランスがよいと感じるけど、クロップドは寒いからなかなかはく勇気がないと

いうことでした。確かにまだちょっと寒いですよね。

 

実はここ数年、スキニーやレギンス系のパンツが多く、ほとんどの方が細身のパンツを

はくようになりました。当たり前のように見慣れたスタイルですよね。

デニムではブーツカットを探すのが難しいぐらいです。

 

お仕事用のパンツもそれと同じ。

ニットやブラウス、カーディガンなどパンツに合わせるトップスが長くなったり、ボリュームがあったりで

それに伴いパンツが細身になるという逆三角形のシルエットが主流になっています。

このトレンドのシルエットを見慣れると、体型にもよりますが、ブーツカットやセミワイドの

シルエットのパンツがどうしても「もっさり」見えてしまうんですね。

 

スーツだと上下のバランスなので、まだブーツカットはありますが、それもストレートに近い感じ。

昨日も探しましたが、フルレングスの単品パンツにブーツカットは年代によっては

ほとんどない状況になっていました。

 

『流行』というものは、人のモノの見方や感じ方に大きな影響を与えるものなんです。

 

なので、お客様がフルレングスのパンツが似合わなくなったワケではないんですね。

とてもクロップドのシルエットがお似合いだったので、足首が出ない程度の9分丈のものにするか

細身のストレートをおはきになることをお薦めさせて頂きました。

≫パンツのシルエットは、この記事でも取り上げています

 

また、ブーツカットやセミワイドのパンツをはく場合には、トップスをできるだけコンパクトにして

バランスをとるのがよいと思いますよ。

 

今年の春夏トレンドには、リラックスしたムードの中で少しゆったりめやセミワイド系の

パンツも出てきているようです。

流行の流れもそろそろ細身パンツは来るとこまで来たということですね。

 

 

『流行』に飛び乗る必要はありませんが、自分で見たときに『何か垢抜けない…』と思った時は

シルエットのバランスを見直してみた方がいいかもしれません。

 

1年でコロコロ変わることはなく、数年を経て少しずつ変化していくのが最近の傾向ですので

自分の体型と相談しながら、買い替え時期には新鮮さを保つことがお薦めです♪

 

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