皆さま、こんばんは。国際イメージコンサルタント・パーソナルスタイリストの三好凛佳です。
本日は、3月11日。東日本大震災から3年が経ちましたね。
14:46には、仕事の手を休めて、黙とうを捧げました。
あれから3年、皆さんはどんな風に過ごしてきましたか?
私はあの地震以降、ファッションは人の心と繋がっていることを改めて強く感じるようになりました。
震災直後、いろんな形で自粛ムードが強まっていたので、ファッションどころでは
ないだろうと思っていたのですが、お客様はキャンセルにはならず日程変更のみ。
ありがたいことに新規のお客様も通常通り、たくさんご依頼を頂いていました。
その時、女性のお客様の多くがおっしゃっていたことがあります。
「こんな時期にショッピングだなんてと思うのですが、気分が落ち込んでしまうんです。
だから、少しでも明るい気分になりたいから、ファッションから明るくしたいです。」
多くの方の命が奪われ、被災地では日常生活も満足にできないことに誰もが心を痛めてました。
そして、TVでは悲惨な映像が毎日のように流れ、原発や余震の不安もありましたよね。
でも、そんな中でも私たちは前を向いて、日常を過ごして行かなければいけないという時期。
当たり前の日常を暮らせる感謝もありつつ、多くの方は気持ちが落ち込んでいたように思います。
私自身は、何の力にもなれないと落ち込んだこともありましたが、
こんなお言葉をたくさんの女性のお客様からお聞きして、
『ファッションは人の心にプラスの影響を与えることができること。
そして自分はこの与えられた能力で、コツコツとできることを行っていくのが
社会に対する貢献になる。』
と、心の芯から感じることができました。
あれから、3年。
もともと内面性を大切に仕事をしてまいりましたが、
人にとって毎日着る洋服が、その心にパワーをもたらすことをさらに深く心に刻みながら
パーソナルスタイリングを行っています。
これまでも、そしてこれからも、自分にできることで人の心を輝かせたいなと思います。
そして、被害に合われた方に、心から哀悼の意を表します。
まだまだ続く復興が、少しでも進んでいきますように。