皆さま、こんにちは。国際イメージコンサルタント・パーソナルスタイリストの三好凛佳です。
先週から今週にかけて、スーツをパターンオーダーされる方が多いです。
というのも、オーダー期間が3週間~1ヶ月となりますので、今オーダーしてできあがりが10月。
スーツを着るには、ちょうどよいタイミングになるんですね。
昨日は定期的にご依頼頂いている男性のお客様。
いつも、ネイビーのスーツが多いのですが、今回はグレーというリクエストを頂きました。
実はグレー、ちょっとした色みや素材感ですごく印象が変わる生地が多いんです。
今回のお客様のビジネスを考えて、ミディアムグレーのシャークスキンをチョイス。
「シャークスキン」というのは、表面が鮫の皮に似ていることからつけられた織物のこと。
今回の生地だと、白の糸と黒の糸で織られているので、基本的には無地でありながら、
表面に表情のあるグレーに仕上がっています。マットなグレーとは一味違うんですね。
その表地にこげ茶の水牛のボタンとこげ茶の裏地、ネームも白ではなくベージュにして
表生地の温かみのあるグレーの色とお客様のイメージに合わせました。
パターンオーダーは、裏地やボタンなどを選べるのですが、それに難しさを感じる男性も
少なくないようです。そういう場合は、私がイメージに合わせてお選びさせて頂いてますよ。
(逆にカスタマイズで燃える方もいらっしゃいます^^)
また、パターンオーダーの良さは、自分に合わせたサイズで作ってもらえること。
上着とパンツのサイズを変えることもできますし、袖丈や着丈など体型的に合わない部分を
調整するだけでなく、胴周りやパンツ幅などの変えることも可能です。
(手頃なイージーオーダーのお店などは、できないことが多いです)
とはいえ、パターンオーダーが初めての方だと、出来上がった感じはなかなかイメージできない
ですよね。バンチブックという小さな生地見本で決めるのは、経験がないと難しいものです。
その場合は近いイメージの既製品を試着してみるなど、いろんな対策を私の方でご準備します
のでご安心頂けますよ。
価格は6万ぐらいから。上を見ればキリはありませんが(笑)
量販で3万円程度の体に合わないスーツを着るなら、ある程度のランクの縫製や生地で作られた、
ご自分にあったスーツの方が長持ちすることも多いですし、ビジネスの現場での印象に
プラスの効果があると思いますよ