皆さま、こんにちは。国際イメージコンサルタント・パーソナルスタイリストの三好凛佳です。

今日はすっかり寒くなりましたね。台風の影響もあり、雨風が強くなっています。

寒いので、薄手の撥水加工のコートを着て出かけましたが、ちょうどよい感じ。

今までの気候とはガラッと違いますので、どうぞご注意くださいね。

 

さてさて、こんなに寒くなるとコートのことが視野に入ってきます。

先日、リピーターのお客様からこんな質問を頂きました。

『私、トレンチコートが似合わないんです。定番アイテムなのに・・・』

1015trench

トレンチコートとは、第一次世界大戦の際に英国軍の兵士が塹壕(trench)内で着ていたものと

言われ、ダブルの打ち合わせや肩にエポーレット、共布の大きな肩当てがついたデザインが

特徴のコートです。

 

確かに雑誌やスタイリスト本などでは、定番アイテムとしてあげているし、持っていると

便利なアイテムであることは確かです。ライナー付だと長い期間きられますものね。

 

でも、このメンズライクなデザインと、独特のベージュの色みが、似合わないという方は

実は少なくないかもと思い、ブログで取り上げてみました。私もそうなので(笑)

 

軍ものからの発祥なので、このカーキというか黄色みの強いベージュが定番的なのですが、

残念ながらブルーベースの方だとこの色が似合わない・・・。

色違いで黒やネイビーなんかもあったりするけど、ちょっと印象が違いますしね。

 

色だけが似合わなくてトレンチが着たい場合、ちょっと根気よく探すしかありません。

グレーがかったベージュの『グレージュ』という色のアイテムが最近は増えていますし、

黄色みが少なくて白っぽいベージュや、サンドベージュ、くすんだピンクベージュあたりなら

着られるかもしれませんよ。

 

 

そしてこのデザインやかっちりしたシルエットが似合わないという方もいらっしゃると思います。

トレンチを着たい場合には、シルエットがデザインに女性らしさのあるものを選ぶことが

お薦めです。

 

例えば、裾に向かって広がったシルエットのタイプだと、ベルトで絞れば女性らしいラインに

なって柔らかさが出ます。ドレスコート風という感じです。

また、袖にデザインがされていたり、素材感がコットンではなく違うものもありですよ。

 

トレンチでなくても、薄手でこの時期着られるものがいいわ~という方には、やっぱり

女性らしさのあるシルエットやデザインのコートがお薦めです。

 

例えば、ラップコートとか。

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たぶんこれはトレンチを意識したラップコートかと思います。

Aラインのシルエットを選ぶと、さらに女性らしい感じになりますね。

 

汎用性が高いのが、ノーカラーコート。

0402coat

シンプルなデザインでも、ノーカラーの感じに女性らしさが出ますね。

因みに今日の私はこれを着ていました。

 

あとは「着こなし」で似合わせることも可能です。

コーディネート方法によっても雰囲気が変わりますね。

ただ、寒いのに前をあけたり、袖をまくりあげたりはコートの場合は非現実的ですが(笑)

 

どんなアイテムもそうですが、コートは特にたくさん試着してみることがお薦めです。

探していて思ったものがない場合、もしかしたら価格帯と欲しいイメージが釣り合って

いないこともありますので、今までチェックしなかったお店に行ってみるのもよいですよ。

 

市場では既に厚手ウールのコートが出回っているので、トレンチ系だとそろそろ本格的に

探した方がよいと思いますよ。

 

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